ヤクマル如水!


-トタトタトタ-

ふぇ〜っ!

景色の綺麗なところだなぁ〜♪

「もうここはクジュウですよ、じっぺいさん!」

「おっ!やった〜〜〜っ!

ようやく辿り着いた〜〜〜♪」

-スッ-

「そうじゃ、ここが地獄の入り口」

「…だっ!誰だっ!?」

-スススッ-

「わしであるか。わしはヤクマル如水」

「先生、お久しぶりです」

-すっ-

「…えっ?

アルフレッドさん、知ってる人なの??」

「ハハハッ!知っているも何も!

ヤクマル先生に会うために、

ここに来たんじゃないですか!」

へっ…?

何も聞いてないぞ??

「…そっ、そうだったんですか??」

「そうじゃ。

ここでお主たちは地獄の苦しみを味わう。

即ち苦渋」

「…クジュウで、苦渋…

ええぇ〜〜〜!!

まさかたったそれだけのためにここまで!?」

「ハッハハハハッ!

そんなことはありませんよ!

偶然に違いありません♪」

「うそだぁーっ!

絶対にアヒルどのは知っていたんでしょ〜!?」

「それはそうですけども…」

「では行くぞ」

「えええぇ〜!?」

-ワシッ-

-グイッ-

「ええぇ〜っ!?」

-ズルズルズルズル-