謎のマッチョサギ、ヘロン!


「オイッ…なんだあの強さは…?」

「ぜえ〜っ…ぜえ〜っ…」

「4人がかりでも…
勝てそうにありませんね…!!」

「起きろ〜…子分ども〜…」


「ピギャーーーッ!!」


なんて強さなんだ…!!
全く歯が立たない…!


「ピギャーーーーッ!!!」

-バリ〜ンッ!!-

「…うわっ!!」


窓の破片が飛び散ってくる!!
危ないっ!!


「みんな避けてっ!!」

「うおっ!」


-ババッバッババリンッ!!!-

-パラパラパラパラ-


…んんっ?
頭に…振ってこない?
ありぇりぇ…?

-ヒョコ-


「大丈夫ですか!?」

「おおっ…なんとか…
あっ!?」


「無事か?」

-ピッキーン!-


「…誰っ!?」


なんだ!?
あのスゴい筋肉の持ち主は!?


「私はヘロン。
この場は私に任せるといい!」

「任せるとって…」

「ドウリャ!」

-ピッキーン!-

「うわっ!!筋肉が眩しい!!」



「今、元の姿に戻してやるぞ!
火ギツネよ!」

-ピキピキーン!-